外壁塗装を検討するとき、外壁や屋根だけでなく「雨樋」も一緒に確認しておきたい部分です。
雨樋とは、屋根に降った雨水を集めて、地面や排水場所へ流すための部材です。
普段はあまり意識されにくい部分ですが、雨水が外壁や基礎まわりに直接流れにくくする大切な役割があります。
では、雨樋は外壁塗装のときに「塗装」でよいのでしょうか。
それとも「交換」した方がよいのでしょうか。
今回は、雨樋の状態別に、塗装と交換の見極め方を分かりやすくご紹介します。
1. 雨樋は塗装できる部分です
雨樋は、外壁塗装の際に付帯部として塗装することが多い部材です。
色あせや表面のツヤ引けが見られる場合でも、割れや大きな変形がなければ、塗装で美観を整えられることがあります。
外壁だけがきれいになっても、雨樋の色あせが残っていると、全体の仕上がりに差が出て見える場合があります。
そのため、外壁塗装の見積もり時には、雨樋が塗装範囲に含まれているか確認しておくと安心です。
| 雨樋の状態 | 対応の目安・塗装による保護の視点 |
|---|---|
| 色あせている | 「紫外線による初期劣化のため、外壁塗装と同時に塗装を検討」できる状態です。雨樋の多くは塩化ビニール製(プラスチックの一種)で、紫外線に当たると色が薄くなります。この段階で保護膜(塗膜)を作ってあげるのがベストなタイミングです。 |
| 表面のツヤがない | 「素材を保護する機能が切れているため、下地処理後に塗装」することがあります。ツヤが消えているのは、プラスチック自体の「油分」が抜けてカサカサになっている証拠。そのまま放置すると素材自体が脆くなるため、塗り替えが必要です。 |
| 軽い汚れがある | 「高圧洗浄などで汚れをきれいに落とした後に塗装」できる場合があります。泥や排気ガスの汚れが付着しているだけであれば、洗浄で素地をきれいにしてから、密着性を高める塗料を重ねることで新品のような美しさを取り戻せます。 |
| 割れや変形がない | 部材そのものに致命的なダメージがないため、「最も塗装で対応(メンテナンス)しやすい良好な状態」です。このタイミングを逃して台風や大雪などで割れたり歪んだりしてしまうと、塗装ではなく「全交換」になり費用が跳ね上がるため、今が一番の工事チャンスです。 |
ただし、雨樋の素材や劣化状態によっては、塗装が向かない場合もあります。
見た目だけで判断せず、状態を確認してから進めることが大切です。
2. 交換を検討した方がよい雨樋の状態
雨樋は、塗装で見た目を整えられる場合がありますが、機能に問題がある場合は交換を検討することもあります。
たとえば、雨樋が割れている、変形している、継ぎ目から水が漏れている、勾配がずれて水が流れにくい場合などは、塗装だけでは解決しにくいことがあります。
| 雨樋の危険な状態 | 注意したい理由と放置するリスク |
|---|---|
| 割れ・穴がある | 「途中で雨水が漏れ出し、外壁や基礎まわりを直接濡らす原因になる」ためです。本来なら地上へ排水されるべき雨水が、割れた場所から滝のように外壁に当たり続けると、外壁の劣化が急加速し、最悪の場合は雨漏りを誘発します。 |
| 大きく歪んでいる | 台風や大雪の重みで変形すると、「途中で水がたまりやすくなり、正常に排水できなくなる」ためです。水がたまった場所は常に荷重がかかるため、雨樋の寿命をさらに縮め、突然の破損や落下の二次災害につながります。 |
| 継ぎ目から水漏れする | 部材同士を繋ぐ接着剤(エルボなどの継手)の寿命により、「わずかな隙間から水が漏れ続けるため、部分補修や交換確認が必要」です。ポタポタと落ちる水滴が、下にある外壁や玄関ポーチ、地面の苔(こけ)の発生原因になります。 |
| 金具が外れている | 雨樋を支える支持金具のサビやビスの緩みが原因です。「雨樋全体の固定状態や強度が著しく低下している」ため、次の強風や大雨で雨樋ごとバタバタと暴れたり、丸ごと吹き飛んでご近所の車や建物を傷つける大事故に発展しかねません。 |
| 水があふれる | 雨が降った際、樋から水がジャバジャバとオーバーフローする場合、「落ち葉や泥の詰まり、または経年歪みによる勾配不良(傾きの狂い)の可能性」があります。詰まり掃除だけで直るのか、勾配の調整(吊り直しの工事)が必要かを見極める必要があります。 |
このような場合は、塗装で表面をきれいにしても、雨樋本来の役割が十分に働きにくいことがあります。
状態によっては、部分交換や金具の補修を検討する場合もあります。
3. 外壁塗装と一緒に確認するメリット
雨樋は高い位置に取り付けられていることが多く、普段じっくり確認しにくい部分です。
外壁塗装のタイミングで足場を設置する場合は、雨樋の状態も近くで確認しやすくなります。
外壁塗装と一緒に雨樋を確認するメリットは次の通りです。
・色あせや割れを確認しやすい
・足場があるタイミングで作業しやすい
・付帯部まで含めた仕上がりを考えやすい
・雨樋の詰まりや固定状態も確認しやすい
外壁塗装では、雨樋だけでなく、破風板、軒天、水切り、シャッターボックスなどの付帯部もあわせて確認することが多いです。
どこまで塗装に含まれるのか、見積もり時に確認しておくと安心です。
4. 塗装か交換かを見極めるポイント
雨樋を塗装するか交換するかは、見た目だけでなく機能面も含めて判断することが大切です。
確認したいポイントは次の通りです。
・雨水がきちんと流れているか
・継ぎ目から水漏れしていないか
・金具が外れたり傾いたりしていないか
・色あせだけなのか、形に問題があるのか
・塗装範囲に雨樋が含まれているか
色あせや軽い劣化であれば、塗装で対応できる場合があります。
一方で、雨水がうまく流れない状態や、破損がある場合は、補修や交換を検討した方がよいこともあります。
5. 雨樋メンテナンスの目安時期も知っておきましょう
雨樋は、普段あまり意識されない部分ですが、経年とともに少しずつ劣化していきます。
一般的に、雨樋の点検目安は10年前後、塗装を検討する目安は外壁塗装と同じ10〜15年程度とされることが多いです。
ただし、立地条件によって劣化スピードは変わります。
たとえば、日当たりが強い場所では紫外線による色あせが進みやすく、風が強い地域では金具のゆるみや歪みが起こりやすくなります。
また、台風や大雨のあとに「雨水の流れ方が変わった」「ポタポタ音がする」と感じた場合は、雨樋に異常が出ているサインかもしれません。
大きな不具合になる前に、定期的な点検を行うことで、補修費用を抑えやすくなります。
6. 雨樋まで確認して安心できる外壁塗装を
雨樋は、住まいを雨から守るために大切な部材です。
外壁塗装の際には、雨樋の色あせだけでなく、割れ、歪み、水漏れ、金具の状態も確認しておくと安心です。
「雨樋は塗装でよいのか知りたい」
「交換が必要な状態か見てほしい」
「外壁と雨樋の色をバランスよく決めたい」
このような方は、お気軽にご相談ください。
お住まいの状態に合わせて、分かりやすくご提案いたします。
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