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【初心者向け】ラジカル塗料とは何?特徴・耐久性・他塗料との違いまとめ

外壁塗装を検討していると、「シリコン塗料」や「フッ素塗料」と並んで「ラジカル塗料」という言葉を目にすることが増えてきました。ですが、「ラジカルってなに?」「他の塗料と何が違うの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、初めて塗装をされる方にとっては、専門用語が多くて不安になりますよね。この記事では、初心者の方にもわかりやすくラジカル塗料の特徴やメリット、他の塗料との違いについてご紹介します。ご自宅の大切な外壁を長持ちさせるために、ぜひ参考にしてください。

 

1⃣ラジカル塗料とは?基本のキホンをわかりやすく解説

「ラジカル塗料」とは、正式には「ラジカル制御型塗料」と呼ばれる新しいタイプの塗料です。近年、外壁塗装業界で注目されており、多くの住宅で採用されるようになってきました。では、このラジカル塗料の「ラジカル」とは一体何を意味するのでしょうか?

「ラジカル」って何?

ラジカルとは、塗料の顔料(色をつける成分)に含まれる酸化チタンが、紫外線に反応して発生させる非常に反応性の高い物質のことを指します。このラジカルが塗膜を劣化させる原因の一つになっており、従来の塗料ではこのラジカルの働きを完全に抑えることが難しかったのです。

しかし、ラジカル制御型塗料ではこのラジカルの発生や活動をコントロールする「ラジカル制御技術」が使われています。これにより、塗膜の劣化を遅らせて、塗装の持ちをぐんと長くすることが可能になりました。

 

ラジカル塗料の登場背景

これまでの主流だったシリコン塗料やウレタン塗料は、一定の耐久性を持ちながらも紫外線による劣化が避けられませんでした。特に日当たりの良い場所では、数年でチョーキング(白い粉が手につく現象)などの劣化症状が見られることもありました。

ラジカル塗料は、その紫外線劣化を抑える新技術として開発されたため、より長持ちする塗料として注目されています。特に、長く住み続ける予定のあるご家庭や、なるべく塗装の頻度を減らしたいという方にとっては、経済的にも安心できる選択肢になるのです。

 

どんな家に向いている?

ラジカル塗料は、戸建て住宅はもちろん、アパートや小規模なマンションにも使われています。外壁材の種類にもよりますが、サイディングやモルタル、ALCなど、幅広い外壁材に対応できる万能型なのも特徴です。

「一度塗ったら長くもたせたい」「メンテナンスの回数を減らしたい」という方には、ラジカル塗料はとても相性が良いといえるでしょう。

 

2⃣ラジカル塗料の主な特徴とメリット

ラジカル塗料は、これまでの外壁塗料と比べていくつかの優れた特徴とメリットがあります。ここでは、主なポイントをわかりやすくご紹介していきます。

特徴① 紫外線による劣化を抑える「ラジカル制御技術」

ラジカル塗料の最大の特徴は、やはり「ラジカル制御技術」を用いている点です。紫外線を浴びると、塗膜内部でラジカルという劣化因子が発生しますが、ラジカル塗料にはこのラジカルを封じ込める高性能な制御機能が備わっています。

具体的には、ラジカルの発生を防ぐ「高耐候酸化チタン」や、発生したラジカルを包み込む「光安定剤(HALS)」といった成分が含まれており、これらが塗膜の劣化をぐっと抑えてくれるのです。

 

特徴② 長持ちしやすく、コストパフォーマンスが高い

一般的に、外壁塗装は10年に1度程度のペースで行うのが理想とされていますが、ラジカル塗料を使用した場合、耐久年数が13〜15年ほどとされており、シリコン塗料よりも長持ちします。

これにより、将来的なメンテナンス費用を抑えられるため、長期的に見ると非常にコストパフォーマンスが良い塗料だといえるでしょう。
頻繁に塗装工事をしたくないという方には、うれしいポイントです。

 

特徴③ 幅広い外壁材に対応可能

ラジカル塗料は、モルタル、窯業系サイディング、ALCなど、多くの外壁材に対応しています。特に、戸建て住宅で使われている一般的な外壁材には問題なく使用できるため、「うちの壁に使えるのかな?」と心配されている方でも安心です。

また、塗装の仕上がりもツヤ感があり、見た目にもきれいで高級感のある外観に仕上げることができます。

 

特徴④ 汚れにくく、美しさが続く

ラジカル塗料の中には、汚れが付きにくい低汚染タイプの商品もあります。たとえば、雨が降ることで表面の汚れが流れ落ちる「セルフクリーニング機能」を持つものもあり、外観の美しさを長く保てるのが魅力です。

家の見た目がきれいに保たれるのはうれしいことですよね。見た目だけでなく、家の価値を保つという意味でも重要なポイントです。

 

3⃣他の塗料(シリコン・フッ素など)との違いとは?

外壁塗装に使われる塗料には、シリコン塗料・フッ素塗料・無機塗料などさまざまな種類があります。では、ラジカル塗料はこれらと比べてどのような違いがあるのでしょうか?ここでは、それぞれの塗料の特徴と、ラジカル塗料との違いをわかりやすくご紹介します。

シリコン塗料との違い

シリコン塗料はもっとも普及している塗料で、価格と性能のバランスが非常に良いことが特徴です。
耐久性は 約10〜13年 とされ、コストを抑えたい人に人気があります。

一方、ラジカル塗料は 同価格帯〜やや高めですが、

・耐久性がより長い(12〜15年)

・紫外線に非常に強い

といったメリットがあり、コスパはラジカル塗料の方が優秀と言えます。

 

フッ素塗料との違い

フッ素塗料は 非常に高耐久(15〜20年) の高性能塗料です。
紫外線・雨風・汚れに強く、学校やビルでも使用されるほど品質が高い分、価格も高額になります。

ラジカル塗料はフッ素より耐久性は少し劣るものの、
フッ素に近い性能を、より手頃な価格で実現できる のが最大の強みです。

 

無機塗料との違い

無機塗料は、現在最も高耐久とされ、
久性は 20年以上 とトップクラス。
耐候性・防カビ性・不燃性にも優れ、長期的に最もコスパが良い塗料です。

ただし、

・価格はフッ素よりも高め

・業者の施工技術に左右されやすい

という特徴があります。

ラジカル塗料はそこまで高耐久ではありませんが、
必要十分な性能を“無機より手頃な価格”で得られるため、

「費用は抑えたいけど、しっかり長持ちさせたい」 という方に向いています。

 

それぞれの違いを簡単に表で比較

塗料の種類 耐久年数 価格帯(相対的) 特徴
シリコン塗料 約10〜12年 中程度 価格と性能のバランスが良い
ラジカル塗料 約13〜15年 中〜やや高め 紫外線に強く、シリコンより長持ち
フッ素塗料 約15〜20年 高い 高耐久・汚れに強い
無機塗料 約20年以上 とても高い 最高耐久・メンテナンス回数を最小にできる

このように、ラジカル塗料は「中価格・高耐久」のバランスがとれた塗料であることがわかります。

 

4⃣ラジカル塗料の耐久性は?どれくらいもつの?

外壁塗装を考えるうえで、最も気になるポイントの一つが「塗料の耐久性」ではないでしょうか。特に、費用をかけて塗装するからには、できるだけ長持ちしてほしいというのが多くの方の本音だと思います。ここでは、ラジカル塗料の耐久性について詳しく解説していきます。

一般的な耐久年数は12〜15年

ラジカル塗料の耐久年数は、おおよそ13〜15年とされています。これは、シリコン塗料よりも長く、フッ素塗料に近い水準です。

もちろん、実際の耐久年数は、次のような条件によって変わってきます:

・外壁が日光にどれくらいさらされているか(南向きの壁は劣化しやすい)

・雨風の影響をどの程度受けるか

・塗装時の施工の質(下地処理や塗り方)

・使用するラジカル塗料の商品グレード

こうした条件によって差は出ますが、標準的な住宅で適切な施工がされた場合、10年以上はしっかり持つ塗料だといえます。

 

チョーキングが起きにくい

外壁の劣化のサインとして、「チョーキング現象」があります。これは、外壁に手を触れたときに白い粉がつく状態で、紫外線によって塗膜が分解された結果です。

ラジカル塗料はこのチョーキングの原因である「ラジカル」を制御するため、チョーキング現象が起きにくく、美しい外観が長く続きます。見た目が劣化しにくいという点でも、耐久性の高さが実感できるでしょう。

 

メンテナンスの頻度が少なくて済む

耐久性が高いということは、塗り替えの頻度が少なくて済むということでもあります。一般的なシリコン塗料であれば10年ごとの塗り替えが必要ですが、ラジカル塗料なら数年延ばすことが可能です。

たとえば、30年間で3回塗り替えるとしたら、以下のような差が出ます:

シリコン塗料:10年ごとに3回

ラジカル塗料:15年ごとに2回

1回分の塗装費用が減らせることになるため、長期的には大きなコスト削減につながります。

 

実際に使っている方の声

実際にラジカル塗料を使用したご家庭からは、

「10年経ってもチョーキングが出ていない」

「外壁の色あせが少なく、近所の人に『まだ塗ったばかり?』と聞かれた」

「前回よりも長くもちそうで安心しています」

といった高評価の声が多く聞かれます。

これらの点からも、ラジカル塗料は非常に信頼できる耐久性を持つ塗料だといえるでしょう。

 

5⃣ラジカル塗料の注意点やデメリット

ラジカル塗料は多くのメリットを持つ優秀な塗料ですが、すべての方にとって完璧な選択肢というわけではありません。
どんな製品にもメリットとデメリットがあるように、ラジカル塗料にも注意すべきポイントがあります。ここでは、事前に知っておきたいデメリットや選ぶ際の注意点を解説します。

デメリット① 製品によって性能に差がある

ラジカル塗料は比較的新しい技術を使った塗料であり、メーカーによって成分や性能にばらつきがあるのが現状です。たとえば、同じ「ラジカル塗料」と名乗っていても、光安定剤(HALS)の配合量や、ラジカル制御の仕組みに差があるため、耐久性や仕上がりに差が出てしまうことがあります。

そのため、ラジカル塗料を選ぶ際は、信頼できるメーカーや実績のある製品を選ぶことが重要です。また、施工会社がどの製品を扱っているのか、しっかり確認しておくと安心です。

 

デメリット② フッ素塗料ほどの耐久性はない

ラジカル塗料は耐久性に優れているとはいえ、最高級塗料である無機塗料には劣ります。
耐久年数で見ると、ラジカル塗料が約12〜15年に対し、無機塗料は20年以上になっています。

「とにかく一度の塗装でできるだけ長持ちさせたい」という方や、「将来の塗り替えは考えたくない」という方には、多少費用がかかってもフッ素塗料を選ぶ方が合っている場合もあります。

 

デメリット③ 選べるカラーバリエーションが少ないことも

ラジカル塗料の中には、カラーバリエーションが限られている製品もあります。特に、特殊な色合いやマットな仕上がりを希望される場合、他の塗料の方が選択肢が広いことがあります。

もし色にこだわりたい場合は、事前にメーカーの色見本や、過去の施工例などを確認しておくとよいでしょう。

 

デメリット④ 「ラジカル」の名前だけで選ばないこと

近年、ラジカル塗料の認知度が高まるにつれ、「ラジカル制御型」と銘打った製品が増えています。しかし中には、ラジカル制御の成分がほとんど入っていない、いわゆる“なんちゃってラジカル塗料”も存在するため、注意が必要です。

「安いけど本当にラジカル塗料なの?」という商品には要注意。価格だけでなく、性能表示や保証内容などもきちんとチェックすることが大切です。

 

6⃣どんな人におすすめ?選ぶときのポイント

ラジカル塗料は多くのメリットを持っていますが、ではどのような方に向いているのでしょうか?また、選ぶ際にチェックすべきポイントについてもご紹介します。塗装で後悔しないために、ぜひ参考にしてください。

ラジカル塗料はこんな方におすすめ!

① 長く住み続ける予定の方

今後も10年以上同じ家に住む予定がある場合、耐久性の高いラジカル塗料は非常におすすめです。耐用年数が13〜15年と長く、塗り替えの回数を減らせるため、将来的なメンテナンス費用の節約にもつながります。

② コストを抑えつつ質にもこだわりたい方

「安すぎず、高すぎず、ほどよい価格で良いものを選びたい」という方には、ラジカル塗料は最適な選択肢です。シリコン塗料に少し予算を足すだけで、ワンランク上の耐久性が得られるので、コストパフォーマンス重視の方にはぴったりです。

③ 外観の美しさを長持ちさせたい方

家の見た目をきれいに保ちたいという方にとっても、ラジカル塗料の美観保持性能は魅力的です。紫外線による色あせやチョーキングが起こりにくく、長期間ツヤや色味を維持できます。

④ 初めて外壁塗装をする方

「塗料のことはよくわからないけど、安心できるものを選びたい」という初心者の方にも安心しておすすめできる塗料です。多くの施工業者でも扱っており、施工実績も増えてきているため、初めての塗装でも失敗しにくい選択といえるでしょう。

 

選ぶときに気をつけたいポイント

✔ メーカーや製品名を確認しよう

ラジカル塗料にはいくつかの代表的なメーカー製品があります。たとえば「日本ペイントのパーフェクトトップ」「関西ペイントのアレスダイナミックTOP」などが有名です。信頼できるメーカー製であるかどうかを確認しましょう。

✔ 見積書に塗料名が記載されているか

業者に見積もりを依頼する際には、使用する塗料の商品名やグレードが明記されているかを確認してください。「ラジカル塗料」とだけ書かれていても、それがどの製品なのかわからなければ、性能を比べることができません。

✔ 保証内容の確認も大切

塗装後にトラブルがあった場合に備えて、施工業者がどのような保証をつけてくれるのかも確認しましょう。たとえば、「10年保証」と書かれている場合、その期間中に剥がれや変色があったときの補修内容もあわせてチェックしておくと安心です。

 

7⃣塗装費用はどれくらい?価格の目安と相場

ラジカル塗料を使った外壁塗装の費用は、「高すぎないけれど、シリコン塗料よりやや高め」というのが一般的な印象です。ここでは、費用の目安や価格に影響するポイントをご紹介します。

ラジカル塗料の価格相場

一般的な戸建て住宅の場合、ラジカル塗料での外壁塗装にかかる費用は、約70万〜100万円前後が相場とされています。この金額には、以下のような項目が含まれます:

足場の設置・撤去費用

高圧洗浄や下地処理

下塗り・中塗り・上塗りの3工程

材料費・人件費・諸経費

シリコン塗料と比較すると、5〜10万円ほど高くなることが多いですが、その分の耐久性や美観維持力が上回ると考えれば、コストパフォーマンスは十分に高いといえます。

 

価格に差が出る要因とは?

費用は家の状況や施工内容によって大きく変わることがあります。たとえば以下のような条件です:

・外壁の面積や高さ(3階建てなどは高くなる)

・劣化の状態(ひび割れ補修などが必要な場合)

・使用するラジカル塗料のグレード

・屋根も同時に塗装するかどうか

また、業者ごとの見積もりにも差がありますので、2〜3社から相見積もりを取ることをおすすめします。

 

補助金や助成金が使える場合も

地域によっては、省エネや景観保全を目的に、外壁塗装に助成金や補助金を出している自治体もあります。申請には条件がありますが、タイミングが合えば数万円〜十数万円の補助が受けられることもあるので、事前にお住まいの自治体のホームページなどをチェックしておくと良いでしょう。

 

 

まとめ:ラジカル塗料は“長持ち×安心”の賢い選択

外壁塗装は、住まいの寿命や見た目に大きな影響を与える大切なメンテナンスです。そんな中で、ラジカル塗料は「高耐久・コスパ良好・見た目も美しく保てる」三拍子そろった注目の塗料です。

ラジカル塗料のメリットを振り返ると…

紫外線による劣化を抑え、長持ちする(13〜15年)

チョーキングしにくく、美観が続く

シリコン塗料に比べて、少しの費用アップで耐久性アップ

多くの外壁材に対応できて、幅広く使いやすい

初心者にもおすすめできる、扱いやすい塗料

一方で、製品ごとに性能差があるため、選ぶ際には注意が必要です。信頼できる施工業者を選び、見積書や保証内容をよく確認することで、安心して塗装を任せることができます。

「これからも長くこの家で暮らしたい」「次の塗装までの期間を長くしたい」という方には、ラジカル塗料はぴったりの選択肢です。この記事を参考に、ご自宅に合った塗料選びができるよう願っています。

 

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